兼業演奏家のメリット・デメリット+デメリットの解決方法
こんにちは!兼業フルート奏者いつかです。
今回は兼業演奏家のメリット・デメリットについてお話をしたいと思います。
最後にデメリットの対策方法もありますので参考にどうぞ。
兼業のメリット
収入が安定する
これが一番のメリットです。演奏家というのはとても収入が不安定な職業です。
演奏なし=収入0円もちろん保証も有給もありません。
音楽を演奏する以上、心に余裕がないといい演奏ができません。
心の安定=お金とはいいませんが、かなり大きな割合をしめてると思います。
来月の家賃・光熱費・食費・レッスン代etc心配しながらいい演奏はできませんよね。
おそらく練習もてにつかないでしょう。
生きていくだけでお金は必要です。 もしものときのために貯金も必要です。
安定収入があれば演奏が少ない月も怖くありません!
社会人として成長できる
ほとんどの演奏家はフリー(個人事情主)です。
営業・事務作業・電話、メール対応、ホームページの更新などなど全て自分でおこないます。
当然ビジネスマナーなんてだれも教えてくれません。こちらの不手際があってもだれも注意してくれません。
次回の現場(仕事)に呼ばれなくなるだけです。
兼業は選ぶ職業にもよりますが、ビジネスマナーを学べることが多々あります。
メールの文章作成や電話対応はできて損はありません。むしろ年齢を重ねるほどできないと
恥をかきます。
よく電話で「お名前頂戴できますか?」というひとがいますがあれは間違いです。
あなたに名前はあげれません。正しくは「お名前をお伺いしてもよろしいですか」です。
※こんな当たり前のことを私はアルバイトをするまで知りませんでした。
以上、私が考える兼業演奏家のメリットです。次にデメリットもご紹介します。
兼業のデメリット
時間に追われる
仕事を増やせば当然自由な時間は減ります。働き方にもよりますが、兼業すると1日の労働時間が8時間を超えるなんてことザラにあります。私も1日12時間ほど仕事をすることもあります。
一番困るのは練習時間の確保です。演奏家は本番より準備に時間をかけます。1時間の演奏のために数日間〜数ヶ月かけることも。
練習以外にも楽譜を書いたりアレンジしたり、プログラムを作成したりやることはたくさん!
上手にスケジュールが組めるようになるまで睡眠時間を削ることもありました。
なれるまで体調を崩しやすい
体質や職種にもよりますが、なれるまで兼業は体力的にも精神的にも疲れます。
兼業を考えている方は身体も心も健康な方ではないと難しいです。初めは無理せず時短で働ける仕事をするか週2日程度にセーブしておくことをおすすめします。
デメリットの解決方法
タイムスケジュールを作ることをオススメします!
手帳・スマホのメモ機能などに仕事の予定以外も・・・起床時間から就寝時間まで書き出して
みてください。
少しだけ私のスケジュールをお見せします。私はスマホのメモ帳に月曜日〜金曜日までのスケジュールを記入しています。
※私の場合その日に摂取するサプリメントなんかも書いてますがそこまでする必要はないです笑
①まずはその日にある仕事・やらなくてはいけないことを書き出してみてください。
②必要な準備時間・移動時間・実施時間を計算します。
③それが終わったら起床時間と就寝時間を決めます。
④空いた時間に優先順位は高くないけどやりたいこと(私の場合朝の体操や筋トレなど)入れます。
⑤大事な予定はリマインダーにも入れておく
これでスケジュールの完成です!
注意する点は時間ギリギリに予定を組まないこと。予定時間+15分くらい余裕をもってスケジュールを組みましょう。
優先順位としては仕事→睡眠時間→やりたいことです。
睡眠時間は削らないようにしましょう。寝不足は体調不良の原因になりますしお肌にも悪いです。おまけに太りやすくなります。(経験あり)
演奏家は人に見られる職業でもあるので美容と健康に気をつかうのも仕事のうちです♪
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
タイムスケジュールは作成が少し大変ですが一度決めるとその日1日スムーズに仕事をすることができます。是非試してみてください。
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